主食をやめると健康になる ー 糖質制限食で体質が変わる! 江部康二著 校正追加 - 【糖質制限食】画期的な糖尿病治療食をサポート

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主食をやめると健康になる ー 糖質制限食で体質が変わる! 江部康二著 校正追加

主食をやめると健康になる ー 糖質制限食で体質が変わる! 江部康二著 校正追加
について、著者の江部康二医師がご自身ブログで校正追加をされました。
そのまま引用してご紹介します。



主食をやめると健康になる ー 糖質制限食で体質が変わる! 校正追加

2011年12月11日 (日)

おはようございます。

主食をやめると健康になる ー 糖質制限食で体質が変わる!
(ダイヤモンド社)

11月11日(金)から発売開始していますが、
おかげさまで、順調な売れ行きです。

【送料無料】主食をやめると健康になる

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価格:1,470円(税込、送料別)




「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」2005年(東洋経済新報社)
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編」2008年(東洋経済新報社)
「我ら糖尿人、元気なのには理由がある。」2009年(東洋経済新報社)
「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」2010年(ナツメ社)

に続いて、最新糖質制限食基礎理論の充実した内容と、糖尿病以外の生活習慣病やガンについての考察が加わった本となりました。

エビデンスレベルの疫学研究も、多数紹介しています。

さらに豊富な症例も提示しています。

レシピ本ではなく、理論・疫学・臨床・・・の本です。

下記URLからアマゾンの本書の場所に飛べます。
http://p.tl/Io4o

私のブログ記事のなかで、公開OKをいただいた書き込みからの引用もあります。

ブログ読者の皆さんには、この場を借りて御礼申し上げます。m(_ _)mV


何回か見たつもりですが、もう一箇所、追加校正がありました。 m(_ _)m


<追加校正>
198ページ 
 4行目 約5g→約5mg


<校正>
1ページ
 5行目 16版→17版

51ページ
 最後から3行目に
 ④肝細胞はミトコンドリア内でケトン体を生成するが自分は利用せず他に供給する。

53ページ
 3行目 
 摂取していたのは脂質であり→摂取していたのは脂質・たんぱく質であり

60ページ
 5行目
 赤血球を除く→赤血球と肝臓をのぞく

65ページ
 8行目
 「英国政府ガイドライン」→「英国立医療技術評価機構」

69ページ
 4行目
・・・利用できない。のあとに「肝臓はケトン体を生成するが自分では利用しない。」

75ページ
 グラフ・・・糖尿病の人が→糖尿人が

82ページ
 最後に、「肝臓はケトン体を生成するが自分は利用しない。」

89ページ
 後ろから5行目
「これに対して・・・必要はありません。」
      ↓
「これに対して、糖質は食べ物から摂る必要はありません。肝臓でアミノ酸などから糖新生によりブドウ糖を生成できるからです。即ち必須糖質は存在しません。」


108ページ
 4行目
 2008年の調査では→2008年の調査で受診者の数は

116ページ
 7行目
 1~2割死んでいます。→1~2割死んでいることが多いのです。

133ページ
 7行目
 「グルット1」を獲得→「グルット1」など細胞表面に糖輸送体を獲得

 後ろから2行目 
 グルット1を→グルット1などを


以下は、

「主食をやめると健康になる ー 糖質制限食で体質が変わる!」(ダイヤモンド社)

の、<はじめに>と<おわりに>です。


江部康二



☆☆☆☆☆
<はじめに>

1999年に、兄・江部洋一郎院長(当時)が高雄病院に初めて糖質制限食を導入しました。当初は半信半疑だった私も、2001年から糖尿病患者さんに積極的に実践して目覚ましい成果をあげ、その後は病院全体で研究を進めるようになりました。

そして4年間の実績をもとに『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』(東洋経済新報社、2005年)を上梓しました。幸い現在までに16版を重ねるロングセラーとなり、世に「糖質制限食」という言葉を認知させるきっかけになったと自負しております。

『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』では、糖尿病治療を中心に執筆しました。このとき、すでに糖質制限食が肥満やメタボリックシンドロームにも有効だということはわかっていましたが、あえて糖尿病だけにしぼった内容としました。

肥満やメタボにも有効といった文言が追加されると読者に軽薄な印象を与える可能性があることや、いわゆるダイエット本と見なされるのは本意ではなかったからです。そのため、ベストセラーよりロングセラーを想定して比較的かたい内容とし、その意図は達成されたと思います。

2007年2月からは、ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」を開始して、糖質制限食について紹介したり、糖尿病についてのさまざまなご質問にお答えするようになりました。現在1日のアクセス数が7000~8000件ということも、かなり糖質制限食の普及効果があったと思います。

そして本書では、糖質制限食が医学会にも世間にも少しずつ広がりつつある現状をふまえて、高雄病院の10年以上の経験、1400人以上の患者さんの治療実績をもとに、糖尿病以外のより幅広い疾患、生活習慣病についても解説しました。

糖質制限食は「変わった食事」というイメージを持たれがちですが、実は人類本来の自然な食事です。人類が誕生したのが約700万年前で、農耕が始まるまでは狩猟・採集を生業とし、すべての人類が糖質制限食を実践していました。農耕開始後1万年間だけが、主食が穀物(糖質)へと変化しました。

すなわち穀物を主食としたのは、人類の歴史のなかでわずか700分の1の期間にすぎないのです。糖質制限食と高糖質食、どちらが人類にとって自然な食事なのかは言うまでもありません。糖質制限食はいわば人類の健康食なので、糖尿病や肥満・メタボに限らず、さまざまな生活習慣病が改善するのも当たり前といえば当たり前なのです。

しかも糖質制限食は、主食を抜くだけで「おいしく楽しく」続けられるのが特長です。従来のカロリー制限食に比べれば、肉も魚も蒸留酒もOKでお腹いっぱい食べることができ、はるかにラクに実践できます。本書ではその効果と実践法をくわしく紹介します。

なお、執筆にあたっては個人情報を保護する配慮をしていますが、私のブログ記事のなかで公開OKをいただいた書き込みからの引用もあります。ブログ読者の皆さんにはこの場を借りて御礼申し上げます。

2011年11月  高雄病院理事長 江部康二


<おわりに>

2010年12月に「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」(ナツメ社)を上梓して、1年が経過しました。そしてこの1年間で糖質制限食に関する新しい知識がまた蓄積されました。

今回はとくにガンに関して、現状でできる限りの情報を集めそれを基に考察をしてみました。それが、第4章「糖質制限食とガン」です。まずエビデンスとなる質の高いレベルの文献を集めてみました。その結果、高インスリン血症・空腹時高血糖・食後高血糖が、それぞれ独立して発ガンのリスクとなることが明らかとなりました。

またガン細胞はブドウ糖しかエネルギー源に利用できないことは周知の事実です。そしてその理由として、ガン細胞のミトコンドリアは、酵素に不備があり正常細胞のようにケトン体や脂肪酸は利用できないことが文献で確認できました。ミトコンドリアとは細胞内のエネルギー生産装置です。

これらのエビデンスと事実を背景に糖質制限食とガンに関して、予防の可能性や治療の可能性に言及してみました。糖質制限食により発ガンリスクである高インスリン血症・空腹時高血糖・食後高血糖が全て改善します。あくまでも仮説の段階に過ぎない理論ですが、それなりの説得力はあると自負しています。

例えば、マウスの動物実験の段階ではありますが、糖質制限食により発ガン予防効果が確認されています。さらに、本文には間に合わず紹介できなかったのですが、ヒトにおいてケトン食でガンが消失したという文献を見つけました。ケトン食は本文でも紹介していますが、脂質摂取比率75~80%という究極の糖質制限食です。栄養と代謝という米国の医学雑誌に2010年、グリオブラストーマ(膠芽腫)が2ヶ月間の<放射線+化学療法+ケトン食>治療で消失したというイタリアの研究者の症例報告が掲載されています。(*)膠芽腫は脳腫瘍の中でも最も悪性度の高いガンで<放射線+化学療法>治療ではまず治りません。糖質制限食によるガン治療に一筋の光明が見えた気がします。

ついで糖質制限食による減量効果に関して大変興味深い事実が確認できました。食物を摂取すると食後1時間から数時間にわたり熱産生が増加し代謝が更新します。これを食物の特異動的作用(SDA)とよびます。摂取した糖質、脂質、タンパク質の化学エネルギーのうち、それぞれ約6%、4%、30%は熱として失われ、生体で利用することができません。SDAが30%と圧倒的に高いのがタンパク質です。従って高タンパク食である糖質制限食は通常食に比べれば、特異動的作用(SDA)の比率が大きくなりその分、減量効果があることになります。

もう一つ忘れてはならないことがあります。それは農耕以前の人類においては飢餓は日常的な出来事であり、体脂肪はそれに対する唯一のセーフティーネットであったというとです。この観点から、筋肉と脂肪細胞の糖輸送体4(GLUT4)の謎を解き明かしてみました。糖輸送体というのは細胞におけるブドウ糖取り込み装置です。GLUT4は14種ある糖輸送体のうち唯一インスリンに依存していて普段は細胞内に沈んでいていざという時だけ細胞表面に移動するという極めてユニークな存在で、知的興味は尽きません。

このように、糖質制限食の最新理論がわかりやすく解説してあるのが本書です。糖質制限食をすでに実践して本を読んでおられる方にも充分読み応えがあると思います。また初めて糖質制限食に接する読者においても、系統的にオールラウンドな知識を学ぶことができる本となっていますので、是非ご一読いただけば幸いです。

最後になりましたが、本書の新しい糖質制限食理論構築において、適切なアドバイスで援助して頂いた、京都府立医科大学大学院 総合医療・医学教育学教室 助教 森 浩子先生に深謝いたします。
(引用ここまで)

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